鍼灸では、経穴（ツボ）や筋肉、皮膚などに鍼（髪の毛ほどの太さ）を刺したり、お灸で熱刺激を入れたりすることにより、身体全体の血流を促進したり、自律神経の乱れを調整したり、内臓の機能不調の改善させたりすることができます。

鍼灸が一般的に急性腰痛（ぎっくり腰）や慢性腰痛、肩こり、頭痛、寝違えなどの、体の痛みの治療に使われるのは皆さんご存知かと思いますが、鍼灸で扱える疾患は他にもかなり多くあります。

例えば、不眠症、めまい、吐き気、神経痛、神経麻痺、自律神経失調症などの神経症状や、生理痛、PMS（月経前症候群）、月経不順、更年期障害などの婦人科疾患、食欲不振、胃もたれ、便秘、下痢、といった内臓機能の不調、その他にも、冷え性、むくみ、眼精疲労、花粉症、免疫力の低下、呼吸が浅いなどの症状改善にも鍼灸は大変効果的です。

鍼といっても、髪の毛ほどの太さなのでほとんど痛みはありません。
鍼特有の響き（ズーンと体を巡る感じ）もありますが、苦手な場合は調整もできますので、お気軽にご相談ください。